笑顔輝く全校朝会・島とも集会😸(「いじめ0の日」活動と小中交流学習)
2024年7月10日 17時24分10日(水)毎月10日はいじめ0の日です。
「いじめ0の日」には、全校朝会の中で「中島っ子いじめ0宣言」の唱和や、「今月のお誕生日さん」の紹介、「ライブハピドキ通信」(友達の良いところを書いたカード)を贈り合うことなどをしています。
今月の司会進行は4年生児童が担当しました。
子どもたちに人気のあるライブハピドキ通信では、ハッピードキドキメッセージをお互いに贈り合いました。
「いつも明るく元気でいいね。」
「丁寧に掃除の仕方を教えてくれてありがとう。」
「早寝早起きしていていいね。」
1学期も残りわずかとなりましたが、互いに温かい言葉をかけ合って、気持ちよく過ごしていけそうですね。
昼休みの時間に、お隣の中学校の体育館に移動し、今年度2回目となる「島とも集会」を実施しました。
小中学生が異学年との交流を通して、互いを理解し合い、お互いのよさを感じながら仲間意識を高めていく活動です。
今回は、運営委員さんの企画で「フラフープリレー」と「ステレオコール」を交流遊びとして行いました。
中学生の呼びかけで、うずしお1班、うずしお2班、たちばな3班、たちばな4班の4つのグループに分かれ、それぞれ輪になって交流しました。
終わった後の感想発表では、子どもたちから交流してよかったことや楽しかったことが発表されました。
今回交流して発見したことを、また次の交流活動につなげていきましょう。
また、島とも集会の後、中島図書館との連携企画で、「ゆりひめ号」講演会が行われました。
「ゆりひめ号」とは、1985年に縄文時代当時(約5300年前)の姿で、遺跡をもとに松山市で再現製作された丸木舟です。(中島図書館に展示中)
講師として来校していただいた「忽那諸島」地域ガイドの豊田さんは、
大分県の姫(ひめ)島から中島の沖合に浮かぶ由利(ゆり)島までの「黒曜石ルート」を解明するため、この舟を使って当時の松山工業高校の生徒さんたちと140kmの距離を実験航海されたのだそうです。
縄文時代の舟には帆などは取り付けられておらず、推進方法は櫂(かい)だけであったと考えられていたため、みんなで一生懸命こぎ続け、数日かけて無事目的地に到着できたそうです。
この実験航海を通して、漁労活動や黒曜石といった石器の原産地に行くために、こういった舟の活用が有効であったことの証明につながったというわけです。
子どもたちも、舟をこぐときに使った櫂や黒曜石に触らせてもらいながら、39年前にこの中島の沖で行われた大冒険に、驚きとわくわくする気持ちを感じていたようでした。
学習の機会をいただいた図書館長様、公民館長様、地域ガイドの豊田様ありがとうございました。
(「ゆりひめ号」実験航海1985.7.25)