10日（火）に中島小・中学校で中島地区の独居高齢者の方々へ送る年賀状を作成しました。

　この活動は、ボランティア精神や年配の方へのいたわりの心を養うことを目的として、毎年実施しています。

　活動は、まず11月に運営委員さんが年賀状のイラストの募集を呼び掛けるところから始まりました。

　その後、集まったイラストを組み合わせて年賀状の絵を作成し、はがきに印刷していきます。

　そして、いよいよ今日は体育館に全校児童が集まり、４つの縦割り班に分かれて、手書きのメッセージを添えて完成させます。

　１班で 50 枚程度、みんなで相談しながら一言ずつ気持ちを込めてメッセージを書いていきました。

　各班で、高学年児童が低学年児童にメッセージの書き方を教えながら年賀状を作成する姿が見られました。

　今年度は小・中学生が一緒に集まることができなかったため、５・６年生がリーダーとして中心になって活動を運営しました。

　子どもたちからは、

　「みんなで協力してたくさんの年賀状を作ることができたよ。」

　「友達や５・６年生にやさしく教えてもらったよ。」

　「年賀状をもらった人がよろこんでくれるといいな。」といった言葉が聞かれました。

　今朝は、「いじめ０の日」朝会の中で、友達の良いところを互いに紹介し合う活動も行いました。

　今日は、全校で一緒に「思いやり」について考えながら活動し、人の気持ちの温かさを感じることができた１日となりました。

　また、本校で進めているSDGs学習の目標「すべての人に健康と福祉を（3）」「住み続けられるまちづくりを（11）」の達成を目指し、子どもたちは地域とのつながりややりがいも実感することができていたようでした。 

　これからも、地域の方々との交流を大切にしていきたいと思います。