15日（月）の３・４時間目に、中島小中学校の第１回交流学習を実施しました。

　今回は、前半に５月の小中合同運動会に向けて、島とも集会・ブロック結団式を行いました。

　そして、後半に視覚障がい者の方のお話とミニコンサートを開催しました。

　島とも集会では、ブロックの士気を高めることをねらいとし、交流活動「一番、団結力があるのはどの班だ！？ゲーム」を行いました。

　みんな笑顔でゲームに参加し、協力して相互の交流を深めることができました。

　その後、「うずしお」と「たちばな」の各ブロック長・副ブロック長・応援団長の紹介と決意の言葉があり、みんなで円陣を組むなどして意識の高揚を図りました。

　後半のお話とミニコンサートでは、地域の栗田さんの学生時代のお知り合いというご縁で、埼玉県の音楽ボランティア「虹色」の吉野さんに講師として来校していただきました。

　吉野さんは、30代のころから徐々に目が見えなくなり、約15年前に視力がほぼなくなりましたが、家族・友人・職場の理解と支えによって、リハビリや訓練を乗り越え、同じ職場で40年働き続けているそうです。

　お話の中では、目が見えなくても、経験から得られたメンタルマップを基にして、白杖で障害物を検知しながら歩行していることや、クロックポジションという、物の場所を時計の短針に例えて理解していっているということなどを教えてもらいました。

　そして今日は、ボランティア団体「アコースティック虹色」のＴシャツを着て、最後はミニコンサートを開いてくれました。

　一週間のスタートにすばらしい音楽に触れ、さらに一緒に合唱できたことで、子どもたちもとても嬉しそうでした。

　吉野さんありがとうございました。

　「人に親切にできる人は幸せになれる」と力強く言っていただいた言葉を私たちも大事にしていきます。