27日（土）道後温泉・振鷺亭（しんろうてい）で学校用テント贈呈式がありました。

　このテントは、道後温泉の保存修理後期工事で道後温泉を覆っていた、大竹伸朗さんのアート作品「熱景／NETSU－KEI」（素屋根テント幕）を再利用したものです。

　松山市の小学校53校を代表して、番町小学校、北条小学校、中島小学校の３校の代表児童が、市長さんから順番に目録を受け取りました。

　贈呈式では、市長さんからのご挨拶の後、画家の大竹さんからのメッセージが読み上げられました。

　「平らな絵が立体テントに生まれ変わり、愛媛の小学校の皆さんと未来を共有できることに喜びを感じます。テントが末永き友達になることを願っています。」

　これを受けて、中島小学校６年生の代表児童からは、

　「素敵なテントをありがとうございました。中島では、夏に行われるトライアスロン中島大会など多くの地域行事があります。運動会のときだけでなく、いろいろな場面でテントを使わせていただき、たくさんの人たちにこのテントを見てもらいたいです。」と感謝の言葉を述べました。

　贈呈式当日は、テレビ局や新聞社からの取材や撮影がありました。

　また、ゴールデンウィークの初日とあって、道後温泉を訪れるたくさんの観光客の方々が見守る中での実施となりました。

　代表児童は「とても緊張する。」と話しながらも、代表として立派に大役を果たしました。

　この様子は、４月28日愛媛新聞朝刊１面、５面（アート作品関連記事）に掲載されました。

　また、テレビ愛媛、NHK松山放送局で当日の夕方のニュースの中で紹介されました。

　このテントは５月中旬頃に松山市立の全小学校に１張りずつ届けられる予定だそうです。

　中島小学校では５月25日（土）実施の「中島小・中合同運動会」で地域の方々にお披露目する予定です。

　大きなアート作品（シラサギや石鎚山等）のどの部分が中島に来るのか楽しみですね。