中島小のみなさん、はじめまして🌼(中島小学校交流会)
2024年6月13日 12時44分12日(水)の5時間目に石川県七尾市立中島小学校の6年生児童とオンラインで交流を行いました。
私たちの住む松山市の中島と七尾市の中島とは、今から35年前に同じ「中島」ということで姉妹町になりました。
1986年から1995年までの約10年間、夏休み中に互いに少年使節団として小学生を派遣し合い、一緒にキャンプなどをして交流をしていたそうです。
そして、1月の令和6年能登半島地震をきっかけに、子どもの頃交流をしていた島の人たちから当時の話を聞くことができ、子どもたちの中から「私たちも何か力になりたい」「昔みたいに交流ができたらいいな」という意見が出てくるようになりました。
昨年度は、中島小学校独自の支援金募金活動や、メッセージのやり取りなどを行ってきました。
今回は、子どもたちから希望の多かった「オンラインによる双方向交流」を実現することができました。
今日は第1回目ということもあり、自分たちの住んでいる中島についてよく知ってもらおうと、「中島クイズ(愛媛県)」を6年生が準備しました。
はじめは、お互いに初めて顔を合わせるため緊張した様子でしたが、クイズで受け答えしているうちに少しずつ笑顔が見えるようになってきました。
お互いに自己紹介をしたり、クイズをしたりして、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。
そして、クイズの後の質問コーナーでは、
石川県中島小:「愛媛県の『中島』の名前の由来は何ですか」
愛媛県中島小:「詳しくは分からないので、また調べておきます。中島は松山市の沖合に浮かぶ島で、きれいなビーチがたくさんあります。」
石川県中島小:「みかんは1日に何個くらい食べるんですか」
愛媛県中島小:「冬だったら1日に5個くらいは食べます。七尾市の中島小学校は児童数が150人以上いるなんてすごいですね。こちらは30人という小さな学校ですが、その分運動会は中学校と合同で行っています。」
石川県中島小:「中学生と一緒なんて、いいですね。」
最後は、「今日はクイズに参加してくれて、ありがとうございました。私たちの中島のことに興味を持ってもらえたら嬉しいです。」と会を締めくくりました。
今日は、島を越えて、他の小学校の児童と交流するという貴重な体験をすることができました。
子どもたちの様子を見て、離れていても同じ小学生同士、これからも互いに親睦と交友関係の拡大を図っていくことができればと感じました。
そして、島の子どもたちにも、このような機会を通して、多様な考え方や価値観に触れ、集団の中での表現力をさらに磨いていってくれればと考えます。
協力してくださった七尾市立中島小学校のみなさん、ありがとうございました。
また一緒に交流できる日を楽しみにしています。
(保護者の皆様には、この交流の様子を次回の土曜参観日にて紹介させていただきます。)