30日（水）の５年生の図工で、わくわく出前授業を開催しました。

　現在５年生は、国語科の学習で「古典」の学習をしています。

　教員と一緒に読んだり、歌舞伎や能などの日本の伝統芸能について調べたりしています。

　そこで今日は、久万高原町立久万美術館の学芸員さんを講師として中島にお呼びし、「古典」に関するお話をしていただくことにしました。

　講師の先生に持ってきていただいたのは、鳥獣戯画の絵巻物（レプリカ）です。

　鳥獣戯画を聞いたことはあったようですが、子どもたちにとって、見るのは初めての経験だったようです。

　11ｍもある絵巻物のすべてを見せていただきました。

　レプリカといえど、ほぼ本物と同じで、とても貴重なものだそうです。

　描かれたものを見てみると、うさぎやさるが擬人化され、おもしろい動きをしています。

　鑑賞後、どんな生き物が登場しているか、その生き物はどんなことをしているか等について発表し合いました。

　「カエルもいるよ」「すもうをしているね」「水遊びをしているのもいるよ」など、絵を見て想像する楽しさを感じながら、たくさんの発見をしていました。

　難しいイメージのあった「古典」の学習ですが、子どもたちはこの授業を通してとても親近感がわき、興味をもてたようでした。

　講師の先生、今日は貴重なものを見せていただきありがとうございました。