火事から身を守るお約束は、おはしもち‼🚒(第4回 避難訓練)
2025年1月17日 12時04分17日(金)の2時間目後半から業間の時間にかけて、理科室からの火災を想定して避難訓練を行いました。
子どもたちは、「おはしもち(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない・ちかづかない)」を守って安全に避難しました。
また、今回は負傷者の有無などの情報収集体制の確認をするため、逃げ遅れた児童がいることを想定しての訓練でした。
その日に出席しているのに避難場所にいない児童がいることを確認後、負傷のために避難できなかった可能性を考えて、教員が分担場所を決めて校内を探します。
教員は、逃げ遅れて隠れている児童が安心できるように声を出しながら捜索を行いました。
「無事見つかった」という報告を受けると、先に避難していた児童もほっと安心していた様子でした。
全員の避難確認後、松山西消防署の署員の方々に講評をしていただき、消火器の使い方等を教わりました。
大声を出して火事を伝えること、避難経路を確保すること、燃えている物に消火剤を掛けることなど、消火器を使用する際のポイントを教えていただきました。
その後、3・4年生は署員の方に「命の学習」をしていただき、さらにキャリア教育の一環として消防自動車の仕組みや消防士の仕事についても教えていただきました。
校長先生のお話にもありましたが、今から30年前の今日1月17日に阪神淡路大震災が発生し、建物の倒壊や火災が相次ぎ、その際多くの方々が犠牲にあいました。
その阪神・淡路大震災における救助活動は、自助が70%、共助が20%、公助が10%だったと言われています。
大地震直後の10時間くらいは、消防車も、救急車も、救助隊も来ない場合があることを踏まえ、自らの命は自らが守る「自助」の意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守ることが大切です。
今後も避難訓練や「命の学習」等を通して、子どもたちの意識を高めていきたいと考えています。
消防署員の皆様、本日はありがとうございました。
そして、阪神淡路大震災で亡くなられた6434人の方々のご冥福を改めてお祈り申し上げます。