春らしいよいお天気が続き、運動場の桜も満開の時を迎えました。

　令和２年度がスタートした４月８日、集団登校してくる子どもたちの姿が目に入った時には、感慨深いものを感じ、こみ上げてくるものがありました。短い時間ではありましたが、再会を喜び合う姿があちらこちら見られ、本当によかったです。
　卒業式で、昨年度の６年生には話しましたが、学校は４月になると「当たり前」に始まり、「当たり前」に続き、３月の末には「当たり前」にその学年が終わると、私自身も思っていました。それが、今回、感染症拡大防止のために、あのような形で突然その学年の終わりが訪れ、次の学年の始まりも順調ではないということになり、「当たり前」は「当たり前」ではないということを痛感させられました。
　だからこそ、その時その時を大切にし、後悔しないように精いっぱいその時間を輝かせてほしいと思います。
　今はただ、この感染症が収束に向かうことを願うばかりです。そして、そのためにできることを一人一人が考えて行うことしかできません。
　学校が再開し、子どもたちの元気な声と笑顔が戻ってきたときには、充実した学校生活を送ることができるようにしたいと思います。
　それまで、三つの密（密閉・密集・密接）を避け、しっかりと手洗いをして予防し、栄養をとってぐっすり眠ることを心掛けてください。
　臨時休業が長くなり、各ご家庭にはご負担をお掛けして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。