「伝える」と「そろえる」👟(全校朝会)

2024年5月1日 11時56分

 5月1日(水)全校朝会で校長先生から「伝える」と「そろえる」についてお話がありました。

 まず「伝える」では、もうすぐ運動会の練習が始まることに関連して「声のものさし」の紹介がありました。

 「声のものさしに0、1、2、3、4と目盛りがあるとすると、運動場などの広い場所でみんなに自分の『やる気』を伝えようとするときは、どの目盛りに合わせたらいいのかな?」と校長先生が投げかけると、

 「4の声です。」と、5・6年生から元気よく返事が返ってきました。

 校長先生は、「そうです。広い場所では一番大きな声が必要です。特にリーダーとなる5・6年生はマイクを使わなくてもみんなに伝わるように話せるといいですね。」と付け加えられました。

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 「では、『0の声』って何だろう?」と投げかけると、

 「静かにしていること。」と、今度は1年生から返事が返ってきました。

 「そうですね。今のみんなのように、お話を聞くときが『0の声』ですね。誰かがお話しているとき、まわりが『0の声』でないと、聞く人みんなには伝わりません。これがとても大事です。」と、その意味を付け加えられました。

 そして、「『声のものさし』のことを考えながらお話しするようにすると、自分の言葉がちゃんと相手に伝わって、お話しすることがとても楽しくなりますね。」と話をまとめられました。

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次に、円福寺(長野市)の藤本幸邦(ふじもと こうほう)さんの詩が紹介されました。

 「はきものをそろえる」

 はきものをそろえると 心もそろう

 心がそろうと はきものもそろう

 ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない

 だれかが みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう

そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう

 そして、校内の下駄箱の靴や傘、トイレのスリッパの様子を写真で紹介されました。

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 1・2年生の靴や5・6年生の傘、3・4年生のトイレのスリッパがきれいにそろえてありました。

 校長先生からは「どれもきれいにそろえてありますね。ときどき忘れてしまう人もいるけれど、それを直してくれている人もいます。みんなで協力してやると、とてもよくできるようになるのです。詩にあるように、みんなで協力して、心もそろう学校にしていきたいですね。」と話を締めくくられました。

 朝会が終わった後、さっそく運動会に向けてダンスの練習がありました。

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 5・6年生は「4の(大きな)声」で1年生にしっかりと指示を出していました。

 そして、みんなで心と動きをそろえようと、互いに励まし合って一生懸命練習に取り組んでいました。

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 「伝える」と「そろえる」を続けていくと、きっと生活はもっと豊かで明るくなりますね。