24日（火）３時間目、５年生の教室に久万美術館の学芸員の先生をお招きして出前授業をしていただきました。

はじめに、本田先生の「鳥獣戯画」という言葉を聞いて、さっそく子どもたちからは「教科書の中で見たことがあるよ」という反応が返ってきていました。

説明を聞いている中で、子どもたちは鳥獣戯画が800年以上も前に描かれた今でいう「マンガ」であることを知って、とても驚いていました。

また、現代のマンガと同じように１巻だけでなく続きがあり、甲・乙・丙・丁の４巻があることを知りました。

特に、今回は美術館が所蔵している「甲」のレプリカを紹介していただき、登場する動物たちがおもしろおかしく擬人化されている絵巻物にみんな興味津々でした。

長さ11mもある絵巻物「鳥獣戯画」の精巧にできたレプリカの長さにも、またびっくりです。

とても長いものなので、３～４ｍずつ巻きながらみんなで「何が描かれているか」や「何をしている場面か」を見ていきました。

「このカエルやウサギは何をしているの？」、「なぜキツネの毛皮をウサギが持っているのかな？」と友達と話しながら想像を膨らませ、講師の先生の解説をよく聞いて鑑賞することができました。

授業後の感想では「貴重な資料を見ることができてとてもうれしかった」「作品に描かれていることを想像することが楽しかった」という言葉が聞かれました。

本田先生、今日は貴重な資料を見せていただきありがとうございました。