５日（金）の５時間目に中島小学校の夏の恒例イベント、「魚つかみどり」が姫ヶ浜で行われました。

　中島小学校では、中島の産業（漁業）について学ぶ一環として、この体験活動を実施しています。

　校長先生のお話にもあったように、今年もNPO法人「輝け中島」の皆様に、たくさんの魚をご用意していただきました。

　スタートの合図に合わせて、まずは１〜３年生が魚をつかまえに海に入っていきました。

　網で囲んだ中でのつかみどりですが、逃げる魚は必死です。

　子どもたちも負けじと元気よく魚を追いかけますが、なかなか魚をつかまえることができません。

　しかしやがて、子どもたちは腰をかがめ、隅に魚を追いやるように工夫し始めます。

　そしてしばらくすると、次々と上手に魚をつかまえるようになっていきます。

　次に、４～６年生が魚を求めて海に入っていきました。

　これまでの経験がある分、それぞれにねらいがあるようです。

　「今年こそは50cm以上のハマチを捕まえるぞ」

　「タイ以外の魚のことは考えていません」

　「時期を考えると、やはり今ならハギでしょう」

　聞こえてくる会話は、まるで漁師のようです。

　昨年以上に魚の大きさや種類も豊富で、子どもたちはとても体験活動を楽しんでいました。

　今年も頑張って一人一匹以上捕まえることができ、たくさんの笑顔を見ることができました。

　持って帰ったお魚は、みんなでおいしくいただきましょう。

　応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。

　（この日の様子は、７日（日）の愛媛新聞第８面に掲載予定だそうです。）