伝統文化の継承🎎(小・高連携「道具踊り」保存会と落語教室)

2024年9月5日 15時24分

 5・6時間目に、小浜地区の保存会の方々に来校していただき、「道具踊り」の練習を行いました。

 道具踊りは、太刀、薙刀、くさり鎌の3つの道具を持って踊る、古くから伝わる中島の伝統芸能です

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 3つの道具のチームに分かれて、詳しく振付を教えてもらっています。

 保存会の方々の動きをよく見て、必死に覚えようとする子どもたちです。

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 短い時間でしたが、練習に励んだ成果がよく出ています。

 練習も終盤に差し掛かると、歌に合わせて、しっかり踊ることができるようになっていました。

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 5・6年生は、明日9月6日(金)に松山北高校中島分校で最終リハーサルを行い、7日(土)の体育大会で地域の方々に披露する予定です。

 今年も地元の高校生と一緒に踊ることができるのが楽しみです。

 保存会のみなさんお忙しい中ご協力ありがとうございました。


 4時間目に「わくわく出前教室」として、音楽室で落語教室が行われました。

 講師の渡部先生は、松山市在住で、五十九桜小辰(ごそくろうこたつ)さんという芸名で、落語家としても活躍されています。

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 はじめに、渡部先生からは「落語は演劇のように作られた舞台があるわけではないが、そこに舞台があるかのようにお話をしていきます。そこでは、話し手とその話を聞く人たちとの想像力が大切になってきます。だからみなさんの想像力をたくさん働かせてお話を聞いてください。」と落語を聞くポイントを教えていただきました。

 そして、落語で道具として唯一使うことができる「扇子」と「手ぬぐい」を使った表現方法について教えていただきました。

 子どもたちは、渡部さんの身振り手振りを見ただけで「扇子」が刀に見えたり、「手ぬぐい」がバナナに見えたりすることに驚いていたようでした。

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 その後、低学年の子どもたちにも落語の話の落としどころが分かりやすいように、短いお話から少しずつ段階を踏んで長いお話に進んでいきました。

 最後には、おいしくないそばを食べさせられた上にお金を余計に取られるという古典落語「時そば」を聞かせていただきました。

 子どもたちは、初めて見る落語に時間が経つのも忘れて引き込まれていました。

 一人で何役もこなし、おもしろおかしく演じられる姿を見て、子どもたちは、落語にとても興味をもったようでした。

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 感想と質問の時間では、「どうして落語をはじめたいと思ったのですか。」という児童の質問には

 「中学校にときにラジオから流れてくる落語がとてもおもしろかったから、自分でもしてみたいと思った。」と答えられ、自分の好きなことを見つけ、将来について早くから考えておられたことにも驚かされました。

 児童も、受け答えの中で、また機会があればぜひ見てみたいと笑顔で話していました。

 今日は、日本の伝統文化に触れるよい時間となりました。

 講師の渡部先生ありがとうございました。