中島と中島のつながり(全校朝会「交流活動報告」防災教育)
2025年2月5日 10時18分5日(水)の朝の時間に、体育館で全校朝会がありました。
今日は校長先生から、石川県の中島小学校との交流活動の報告がありました。
これまで何度か石川県について取り上げたお話がありましたが、これまでの交流の歴史も振り返ってお話をしていただきました。
交流活動は、今から38年前の夏休みに、当時同じ「中島町」という呼び名であることから、石川県の児童23人が愛媛県にやってきたところから始まりました。
そのとき、中島南小学校の児童と、バーベキューや地引網などをして交流を深めたそうです。
翌年、愛媛県から6年生児童が石川県を訪問し、稲刈りなどの体験をさせてもらっています。
子どもたちは、写真を見ながら、地引網をしていた場所が地元の「大串海岸」であったことや、自分たちのお父さんやお母さんの中に参加したことがある人がいることなどを知って、驚いている様子でした。
そして、18年続いた交流活動が市町村合併により休止となっていたものの、昨年1月の能登半島地震で交流活動経験者らによる支援活動の輪が広がり、中島小学校同士での交流につながっていることが紹介されました。
お話の後半では、実際に石川県の七尾市に校長先生が行って見てきた地震被害の様子や、中島小学校の児童や先生から聞いてきた大地震が発生したときの対処方法等について紹介されました。
特に、「震度7以上の大地震が発生したら、まず立っていられなかった。避難訓練のようにはいかないと感じた。それでも落下物が多くあって、机の下に入るなどの身を守る姿勢をとることは大切だと思った。」
「揺れがいったんおさまったら、『次は津波が来るかも』と考えて高いところに避難すること。津波が到達するまであまり時間はなかった。避難してみて何もなければそれでよいと思う。命は1つしかない。」
という体験した人からの2つの話を聞き、子どもたちも改めて防災に対する意識を強く持ったようでした。