落語出前教室がありました
2025年9月4日 14時00分9月4日(木)
音楽室において落語出前教室がありました。
講師 渡部先生は、五十九桜小辰(ごそくろうこたつ)さんという芸名で、
松山市を中心に落語家として活躍されています。
落語を聞くポイントとして
「話し手とその話を聞く人たちとの想像力が大切です。
みなさんの想像力をたくさん働かせて聞いてほしい」とのこと
「扇子」と「手ぬぐい」を使った表現方法についても教えていただきました。
子どもたちは、先生の身振り手振りを見ただけで「扇子」が刀や筆に見えたり、
「手ぬぐい」が本やバナナに見えたりすることに驚いていました。
さらに低学年の子どもたちにも落語の話の落としどころが分かりやすいように、
短いお話から少しずつ段階を踏んで長いお話へと進んでいきました。
準備運動が終わり、落語を楽しむ時間のはじまりです。
おいしくないそばを食べさせられた上にお金を余計に取られるという
古典落語「時そば」を聞かせていただきました。
初めて見る落語に時間が経つのも忘れて引き込まれていました。
一人で何役もこなし、おもしろおかしく演じられる姿を見て、
落語にとても興味をもったようでした。
質問の時間では、落語を始めたきっかけについて
「中学生の時にラジオから流れてくる落語がとてもおもしろく、
自分でも落語をしてみたいと思ったから」と答えられていました。
他にも「そばを食べるときはどうやって表現しているのですか」
「どんなところで披露してきたのですか」「どうやって覚えるのですか」
「表現で意識していることはありますか」など、たくさんの質問が出ました。
さらに、落語(「親の顔」「ちりとてちん」)を披露していただきまました。
今日は、日本の伝統文化に触れる楽しい時間となりました。
講師の五十九桜小辰(ごそくろうこたつ)さん ありがとうございました。